ごきげんよう、フィットネスセラピストの中野 ゆかです。
さて、今日のテーマはむくみを解消するツボ押しです。今週のタイ式ヨガ・ルーシーダットンのレッスンにも取り入れたので、そのおさらいも兼ねてご紹介しますね。
目次
脚のむくみを解消して美脚になりたいなら、おすすめのツボはこれ!
「春に三日の晴れなし」
短い周期で高気圧と低気圧が日本列島を通過する春は、天気が不安定です。晴れの日が三日も続かないといわれるほどなので、日によっては寒暖差があります。一日の中でも朝晩と日中の寒暖差も激しいですね。そして、春はむくみやすいのです!
なぜ、春はむくみやすいのか?
春は低気圧の日が多い季節です。気圧が下がる低気圧の時は身体への外圧が下がり、血管やリンパ管そのものの圧が下がって膨張します。下半身の血液・リンパを心臓に送り返す働きのふくらはぎへの圧も下がるため、血液・リンパの流れが滞りやすくなります。これが、むくむ原因のひとつです。
また、春は寒暖差が激しいため、自律神経のバランスが乱れやすくなります。自律神経は自分の意志とは関係なく働く神経で、内臓の働きや体温調整、血液・リンパの流れなどに関わる神経です。その自律神経が乱れると血液・リンパの流れも悪くなり、これもむくみにつながるのです。
春は低気圧の日が多い
➜身体への外圧が下がり、血管やリンパ管が膨張する
春は寒暖差が激しい
➜血液やリンパの流れを調整する自律神経が乱れやすい
血液やリンパの流れが滞りやすく、むくみやすいのです!
むくみ解消にツボ押しを取り入れよう!
様々なむくみ解消法がありますが、ここでは脚のむくみを解消するツボ押しをオススメ!数あるむくみ解消のツボの中から、3ヶ所のツボをご紹介です。
膝裏の横ジワの中央にあるツボです。むくみの他にも腰痛・膝痛・脚の疲れなどの下半身のトラブルに効くとされる万能ツボのひとつ。
★承筋(しょうきん)
ふくらはぎの中心線上でふくらはぎの一番高く盛り上がった位置にあり、むくみや脚の疲れを解消し、こむら返りを予防するツボです。
★承山(しょうざん)
ふくらはぎの中心線上でふくらはぎが盛り上がる手前にあり、むくみや脚の疲れを解消し、こむら返りを予防するツボです。
むくみが解消されれば、脚のだるさも取れてスッキリ!美脚も夢じゃない!?
ツボ押しとマッサージを組み合わせた「フットセラピー」を行うとより効果的!
足のつま先から足の甲、すねを通って膝まで優しくさすりあげることで、皮膚のすぐ下にある毛細リンパ管の流れを促すことができます。また、第2の心臓・ふくらはぎをもみほぐすミルキングアクションも行いましょう。膝裏には老廃物がたまりやすい膝窩リンパ節があるため、ツボ押しと同時にもみほぐすのもお忘れなく!
ゆる*リラで行うルーシーダットンは、下半身をほぐすことから始めます!
レッスンには今回ご紹介した足先からツボ・リンパを刺激しながらほぐすフットセラピーに、下半身の筋肉・関節を整えるコンディショニングを加えたフットコンディショニングを取り入れています。これで運動しやすい身体に整えた後、ルーシーダットンで全身を動かすという流れとなっています。
今週のレッスンも始めにご紹介したツボ押しをしっかりと行い、その後のルーシーダットンでもツボに刺激が入るようにポーズを取りました。元々、ルーシーダットンにはツボ刺激のポーズがいくつもあるのですが、セラピストとしてのスキルを活かし、積極的にツボの刺激をポーズに取り入れています。
ゆる*リラのルーシーダットンは、東洋医学とタイ伝統医学のコラボレッスンなのです!
むくみは生活習慣とも大きく関わるので、日頃の悩みのひとつですね。ご紹介したフットセラピーは手軽に行っていただける予防・解消法です。ぜひ、取り入れてみてくださいね♪
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