ごきげんよう、フィットネスセラピストの中野 ゆかです。
まもなく2019年が終わり、2020年を迎えます。
平成から令和へ、2019年は時代の大きな節目の年となり、その節目に立ち会うことができました。
幸せなことに2回目です。
また個人的にも、公私ともに人生の節目の年でした。
多くの方とのご縁に恵まれ、無事に過ごせたことに感謝しながら、2019年を振り返ります。
親として迎えた節目
私には男女の双子の子ども達がいます。今年、2人揃って20歳になりました。
初めての妊娠が双子でした。
妊娠が分かって早々、切迫早産で入院。退院したものの、妊娠5ヶ月になっても安定せず、無事に出産できるのかと心配しました。
それが、心配したことがウソのように出産は予定日通りでした。第1子は女の子、第2子が男の子の姉弟の誕生。小さめながら、元気に生まれて来てくれたことにひと安心しました。
ホッとしたのもつかの間、想像以上に大変な双子の子育てが待っていました。
私自身はひとりっ子です。姉弟の感覚が分からないうえ、初めての子育てに戸惑うことばかり。
1人をおんぶ、1人を抱っこ、同時に2人を抱えて家事をしていました。今思えば、ウェイトトレーニングでしたね。
何をするのも一緒の2人、1人が覚えたことはもう1人もすぐに覚えます。言葉もそうでした。
びっくりしたのは、2人だけに通じる言葉「双子語」で会話していたこと。
さすがに双子だと感心したのも懐かしい。
二卵性の双子なので遺伝子は別々、顔も違えば性格も違います。仲良く遊んでいたと思ったら、派手なケンカが始まることも日常茶飯事。
それでも、隣にいるのが当たり前で育ちました。
幼い頃はいつも一緒にいた2人ですが、当然のように成長するにつれ、別行動が多くなりました。
娘は大学進学を機に家を離れて暮らし始め、それ以来は別々の生活です。現在は、時々顔を合わせる程度となっています。
そんな子ども達が今年1月の誕生日で20歳になり、成人を迎えました。これまでの20年間は長かったとも思えるし、短かったとも思えます。
子育ては自分育て、子どもの成長で親も成長する。
私がどれほど成長できたかは分かりませんが、親としてひとつの節目を迎えたように思います。
フィットネスインストラクターとして迎えた節目
私がフィットネスの世界に足を踏み入れたのは15年ほど前。子ども達が小学生になり、家事や仕事の合間にフィットネススタジオに通い始めました。
年齢とともに体型と体力が気になり、そろそろ健康づくりを意識しないとマズいとの思いもありました。
ヨガにエアロビクス、ボールエクササイズやピラティスと本格的にやるのは初めての経験。
慣れないことも、そのうちに慣れてくるものです。気が付けば毎日のように通うフィットネスマニアになっていました。
数年後、レッスンを受ける側の私が、レッスンをする側のインストラクターになる機会に恵まれます。
フィットネスマニアからフィットネスインストラクターへ。
趣味が高じて資格を取得しました。
初めはインストラクターの活動というより、当時の仕事に活かせればと思っていました。このことが現在の活動につながっています。
資格取得から今年でちょうど10年、フィットネスインストラクターとしての節目の年でした。
節目の年の新たなチャレンジ、パーソナルトレーナーへ
フィットネスインストラクターになって10年、節目の今年は新たなチャレンジの年でもありました。
10年前に取得したのは、コンディショニングインストラクターの資格でした。その後もタイ式ヨガやボールエクササイズ、さらにセラピスト資格も取得。
そして、それまでの仕事を辞め、フィットネスセラピストの活動をスタート。
ですが、スキルアップのための学びを深めていくうち、インストラクターやセラピストの活動に限界を感じるようにもなりました。
そこで今年、パーソナルトレーナーの資格取得を目指したのです。
インストラクターとトレーナー、どう違うのか?
簡単に解説すると
フィットネスインストラクターとは、主に1対複数人数のグループレッスンで健康づくりや体力維持などの指導・サポートします。
これに対してパーソナルトレーナーとは、1対1での指導・サポートです。年齢や体力、ニーズに合ったトレーニングプログラムを作成して提供します。
パーソナルトレーナーは、お客様に寄り添った指導ができるといえますね。
インストラクターもトレーナーも養成講座を受講し、認定試験を受けました。
講座内容や受講時間はそれぞれですが、やはりトレーナーは座学も実技もレベルが高く、時間も費やしました。
年齢を言い訳にできませんが、加齢による記憶力や理解力、体力の低下は否めません。無謀なチャレンジだったのか、何度もくじけそうでした。
「落とすための試験ではない」
講師の先生方の言葉に励まされ、熱心なご指導のおかげもあって無事に試験に合格。認定証が届いた時はとても感激でした。
パーソナルトレーナーの養成講座で初めて体験したことがあります。それは、バーベルやダンベルを使っての本格的なウェイトトレーニング。
認定試験の実技の中にも含まれていました。
インストラクターとして体力に自信がなかった訳ではありません。ウェイトは使っていませんでしたが、それなりのトレーニングもしていました。
でもそれは、パーソナルトレーナーとしては通用しないのです。
人生初のウェイトトレーニングを始めました。
試験合格のためだけではなく、自分自身のためにも必要なので現在も継続中。
同時にケガの予防、パフォーマンス向上を目的としたファンクショナル(機能的)トレーニングも行っています。
これも新たなチャレンジのひとつ。まだ慣れないものの、自分の健康づくりとトレーナー活動に活かしたいと思っています。
早速、パーソナルトレーナー活動の足がかりとなるご縁もあり、今年は有難くも幸運な年になりました。
節目の2019年から2020年は次のステップへ。
来年は東京オリンピックを控え、フィットネス界には変化が起こりそうです。その変化に対応できるように準備を怠ることなく、来年に向けてステップアップを目指します!
どうぞよろしくお願いいたします。
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