ごきげんよう、フィットネスセラピストの中野 ゆかです。
2019年になって1ヵ月ほど経ち、立春を迎えました。暦の上の春ですね。
旧暦では1年の始まりと考えられ、とても大切な日とされていた立春。ここからの1年を幸せに過ごすため、幸運を手に入れませんか。
願いが叶うと言われるとっておきのツボをご紹介します。
願いが叶うツボ押し!?始まりの立春から幸運を手に入れよう!
立春は1年の始まり
冬と春の季節を分ける節分、その翌日の立春から春となります。
1年を24の季節に分けた二十四節気の最初の節気で、立春を基準に様々な節気が決められています。
春の訪れは新年を迎えると同じくらい大切な節目とし、旧暦では立春が1年の始まりとされていました。
「節分までに生まれた早生まれの人は、前年の干支になる」って聞いたことはありませんか?立春から1年が始まると考えるからですね。
立春は季節の変わり目であるとともに、運気の変わり目ともなります。2019年に立てた計画などを一度見直したり、ここから計画を立てて準備する機会にもなるでしょう。
そこで役立つのが陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)です。東洋医学のベースとなる考え方で、健康で幸せな1年が過ごせるように活用していきましょう!
陰陽五行説とは
陰陽五行説とは陰陽論と五行説という2つの考え方が組み合わさったものです。人間と自然界は一体であるという思想で、ともにその誕生は古代中国、紀元前の春秋戦国時代にさかのぼります。
陰陽論から確認していきましょう。
陰陽論とは、物事は対になる「陰」と「陽」に分かれるという思想です。
- 陰・・・月、暗い、冷たい、裏、偶数、女性、夜
- 陽・・・太陽、明るい、熱い、表、奇数、男性、昼
そして、陰と陽のバランスは同じと考えられます。それを表すのが太極図、白が陽で黒が陰です。
季節を当てはめて考えてみましょう。
太陽が出ている昼間の時間が一番長い夏至は、陽が最も高まります。夏至からは段々と陰が高まり始め、一旦、秋分でそのバランスが同じになります。
秋分からは陰がさらに高まり、昼間の時間が一番短い冬至に、今度は陰の気が最も高まるのです。
冬至からは陽の気が高まり始め、春分でまたそのバランスが同じになります。
「陰極陽生 陽極陰生」陰極まって陽生ず 陽極まって陰生ずという言葉があります。
悪い状況も極まれば、そこから良い方向に転じ、その逆もあるという意味です。
季節と同じで幸運と不運も同じバランス。幸運の時はそれをおごることなく、不運の時はそれを悲観せずにいれば必ず転機が訪れます。
陰陽論は人の生き方にも通じるのです。
次に、五行説を簡単に確認しましょう。
五行説とは、あらゆるものが5つの元素「木、火、土、金、水」からできているという思想です。
医学養生、自然哲学、易や占いなどにも取り入れられています。
季節、人間の身体の機能や感情、ものの見方なども5種類に分かれます。それぞれを5つの元素に当てはめてみます。
- 木・・・春 肝・胆 怒り 始まり・広がり
- 火・・・夏 心・小腸 喜び 上昇・行動
- 土・・・長夏(夏の土用) 脾・胃 思い悩む 安定・転換
- 金・・・秋 肺・大腸 悲しみ 実り・収穫
- 水・・・冬 腎・膀胱 恐れ 沈静・吸息
例えば春、五行説では肝と胆を養生する季節です。怒りの感情が過ぎると、肝や胆にトラブルが起こるとされます。また、肝と胆の機能が低下していると怒りっぽくなったり、イライラしがちになるのです。
他の季節も同様に考えます。
この五行説で1年のサイクルを考えてみましょう。
春に準備を始め、夏はどんどん行動する時期です。長夏の土用の頃に安定させ、秋にはそれが成果となります。冬は休息し、次へと充電します。
人間は自然の一部です。ですが、時として自然に逆らおうとすることがあります。それでは物事が上手くいかなかったり、健康を損ねることになりかねません。
心と身体を季節に合わせ、自然のリズムに合わせることが大切!
願いが叶うツボ押しで、幸運を手に入れよう!
それでは、願いが叶うツボをご紹介します!
手首にある大陵(たいりょう)です。
ツボのある反対側の手の親指を「大陵」に当てます。
- 外に広げるように、親指側に押します。
- そのまま手のひらを下に伸ばすように、指先に向けて押します。
3回ほど繰り返します。
願いや夢に手が届くイメージで、手を伸ばすように押すのがポイントです。
始まりの春、まずはしっかりと準備をしましょう。きっと幸運が手に入り、健康で幸せな1年を過ごせるに違いありません。
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